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肆拾 13

肆拾 12

肆拾壱 2

「チェギョン、おはよう」「おはようございます、インさん」朝、私が早いバスに乗ろうとミン家の門を出た時、ちょうどインさんがやって来た。彼はカン・インさんといって同じ王立大学の学生で、去年の除隊後2年に復学して、今3年生である。私たちより3歳年上だ。そのインさんは、ヒョリンのボディーガード兼運転手なのだ。去年ヒョリンが大学に入学した時、遠いから車での送り迎えの為に自分専用の運転手が欲しいとヒョリンが言...

肆拾 11

肆拾壱 1

「パパ、私やっと殿下と知り合えたの!」「おお、そうかそうか。 ヒョリンは綺麗だから殿下の眼にも留まるというものだ」「ええ。 うふふっ」この家のお嬢さまであるヒョリンが大学生になった年の初夏、彼女は旦那さまを出迎えて殿下とのことを自慢していた。私も旦那さまの運転手である父を出迎えに来たのだが、ヒョリンたちは私たちに一瞥もせず大きな母屋に入った。「パパ、お帰りなさい」「ああ、ただいまチェギョン」私はミ...

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