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merryの宮

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Archive2019年02月 1/8

One and only その後

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週末婚になって半年。夏休みの間は帰省したので、毎日チェギョンの顔を見て過ごすことが出来たというのに、大学が始まればまたソウルで一人暮らしだ。「・・・なんで新婚夫婦を引き離すんだっ」「・・・」ファン相手に愚痴を言っても始まらないが、毎日それは口をついて出て来る。俺の顰めっ面にいい加減うんざりしているのか、最近ファンは返事もしない。「何とか言ってくれよ、ファン!」「ナントカ」「こら!」「はー・・・」俺...

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One and only 24(完)

入隊前、チェギョンとの関係を進めたくて、キスの時服の中に手を入れようとしたのだが、拒絶されてしまった。「だめっ。 まだ認めてもらってないのよ?」「お前に会いたいおじいさまはすぐに認めてくれるさ」逃げようとするチェギョンを更に引き寄せながら、俺はまだチェギョンの服に手をかけようとした。が、その手をパシッと叩かれてしまう。「だめだって! それにシン君と結婚するということは、私は宗家の嫁になるの。 とい...

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One and only 23

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祖父から突然、チェギョンと一緒に帰って来いと電話があった。チェギョンにもあったらしく、何だろうね、とチェギョンは不安そうだ。認めるとかいう嬉しいことでは無い気がする。だが、来いと言われれば行くしか無い。チェギョンと二人で宗家に戻ると、俺だけが祖父の部屋に呼ばれた。玄関に見たことが無い靴があったので、俺に会わせる客が居るということだろう。まさか、俺の結婚相手を勝手に決めた、なんてことないよな、といい...

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One and only 22

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「チェギョンを守ったのはよくやったと思うけど、でももう少し自分のことも考えなさい。 もしもあなたに何かあったら、私はチェギョンを憎んだかもしれないのよ?」シン君が眼を覚ましてから入って来た義姉が、泣いてシン君にそう言った時は、身体が凍り付きそうなほどだった。すみませんすみませんと謝ったものの、それくらいで許してもらえることではない。でも、もう顔を上げることも出来なくて、私はそのまま自分の病室に戻っ...

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One and only 21

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次の日、俺たちが階段を落ちた様子がネットに上がっていた。その動画にはヒョリンがチェギョンを突き落としたところも映っていて、遊園地の防犯カメラがあることも承知の上だったのか、現行犯で捕まったヒョリンは警察で大人しく自供したらしい。『悔しかったんです。 私と同じ捨て子だったのに、拾われた家にも本当の両親にも恵まれて私が好きだった人でさえあの子を好きで。 許せなかったんです』チェギョンのアパートに向かっ...

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One and only 20

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耳元で誰かが何かを言っている。どころか泣いているようだ。シン君が好きその言葉が耳に入って来た。俺をシン君と呼ぶのはチェギョンだけだ。シン君が好きってちゃんと言うだから眼を覚ましてシン君チェギョン、ほんとか?やっと重い瞼を開けると、チェギョンの柔らかい髪が俺の頬にかかっていた。どうやらチェギョンは俺の肩に顔を埋めて泣いているようだ。重いし痛い。だがそれを口にするはずもない。チェギョンが俺に触れている...

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One and only 19

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ガンヒョンは、彼であるチャン・ギョン君を私とシン君に紹介すると、すぐに何処かに行ってしまった。二人だけでアトラクションを回りたいそうだ。シン君と二人にされて気不味い私は、恋人なら二人になりたいものねとガンヒョンたちを擁護することをシン君に言った。すると。「俺もお前と二人になりたかったから、ちょうど良かったよ」と、言われたのだ。その途端、ポンっと顔が赤くなったのが判ってそれをシン君に見られて、あまり...

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One and only 18

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逃げたチェギョンに追い付くと、チェギョンは突然カバンから時計を出した。「はい、これシン君にだって」「え? 誰から?」「シン家のお母さん。 いつもお世話になるからって」チェギョンに誕生日プレゼントを持って来た時に、ガンヒョンにも俺にも買ってくれていたらしい。「これが私のなの」そう言って見せてくれたチェギョンの時計は、デザインは違うのに色合いが似ているので、俺の物とお揃いに見えた。偶然だろうが、それが...

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One and only 17

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私が夕食を作りにシン君の部屋に行かなくなったことに、ガンヒョンが気付いた。「あんた最近シンの部屋に行かないのね」「もう怪我が治ったもの」「行きたいくせに」「・・・行きたいとは思ってないわ」自分に言い聞かせるようにそう答えると、ガンヒョンはもう何も言わなかった。そんな時シン君からヒョリンのことを聞いて、すごく驚いた。ガンヒョンが言ったように自業自得と言えばそうなのだろうが、でもそんな制裁を受けたなん...

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One and only 16

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俺の怪我が完全に治ったからか、チェギョンは俺の部屋に来なくなった。コンビニのものばかりは飽きたと電話をすると作りに来てくれるが、ガンヒョンが待ってるからと言って一緒には食べずに帰ってしまう。「・・・俺何か怒らせたか?」湯気の立っている食事を前にして、俺はつい呟いていた。バイトを辞めたので接点が無くなり、アパートが同じと言っても階も違うし帰宅時間も違うので滅多に会わなくなった。最近碌に声も聞いていな...

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