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merryの宮

彼女との邂逅 番外編(七夕の思惑)
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彼女との邂逅 番外編(七夕の思惑)

俺がチェギョンを追いかけてここイギリスに来てからもう1年以上。今日は七夕だ。イギリスには七夕の風習などないが、俺たちは韓国人だ。だから、今日チェギョンをデートに誘うつもりだ。いや、準備は終わってるんだから、是が非でも連れて行く!俺は朝、学校に向かうチェギョンを捕まえ、今日デートしようと言った。「なんで私がシン君と?」「いいだろ、デートくらい。 今日は七夕だし。 1年に1回の二人の逢瀬だ。 俺たちも...
彼女との邂逅 4(完)
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彼女との邂逅 4(完)

夜も遅くなったというのに、チェギョンのご両親は東宮殿で俺を待っていてくれた。というより、まだチェギョンの目が覚めていないらしい。脳震盪と、全身の打ち身、足首の捻挫。痛みどめの注射も打ったと聞いた。まだ眠っているのは当たり前かもしれない。俺はご両親を伴って、チェギョンが眠っている東宮の客間から出て、パビリオンで話をした。まず謝った。「チェギョンに気付かなくて申し訳ありませんでした」「私のせいで韓国を...
彼女との邂逅 3
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彼女との邂逅 3

動揺した俺は、ファンを放って 1人さっさと屋上を離れた。シン・チェギョン?同姓同名か?だが、俺が知っている6歳のチェギョンはヒョリンだ。遊んだ頃のことをちゃんと覚えていたし・・・混乱したまま宮に戻った俺は、父上やコン内官に確かめることも出来ず、1人考え込んでいた。次の日から俺は、おはようシンとすり寄ってくるヒョリンをかわしながら、シン・チェギョンを探した。ファンが言うには美術科だそうだ。科が違うと...
彼女との邂逅 2
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彼女との邂逅 2

シン君が登校してくると、ヒョリンとシン君の友人カン・イン、チャン・ギョン、リュ・ファンの4人が出迎えている。 いや、大勢の生徒が出迎えているのだが、シン君は他の生徒には目もくれず、まっすぐその4人の方へ行き、ヒョリンが おはよう、シン と言うのに応えて、シン君も、にっこり笑って おはようと言うのだ。そして、見つめ合う二人をカン・インたち3人がひやかしながら校舎に入る、というのが毎日の光景だ。シン君...
彼女との邂逅 1
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彼女との邂逅 1

俺はイ・シン。韓国の皇太子だ。この春、芸術高校の2年生になった。高校を卒業する頃には結婚をと言われている。皇族の結婚が早いのは判っている。俺は結婚するならミン・ヒョリンがいい。小学生の頃に両親が亡くなり、伯父であるミン王族に引き取られたそうだ。王族の娘なら、皇太子妃として何の問題も無いだろう。実は、彼女とは5、6歳の頃に会ってすっかり仲良くなり、大きくなったら僕のお嫁さんになってね、とまで俺は言っ...
画策の結末(後編 2)(完)
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画策の結末(後編 2)(完)

2年前、あの空港での俺の映像がネットに上がり、新聞に載り、雑誌に載った。 チェギョンの名前が出ることはなかったが、皇太子のスキャンダルとしては十分だったようだ。恋人が皇太子を捨てて留学したとか、実は皇太子の他にも恋人が居たとか、空港での皇太子の行動はパフォーマンスだったとか。その後も、俺の 女性との記事が絶え間なく出た。このご令嬢と笑いあっていただの、あの王族のご令嬢はお妃候補だの、よくもこれだけ...
画策の結末(後編 1)
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画策の結末(後編 1)

親友のガンヒョンが一目ぼれをされた。相手はなんと殿下の友人で、大会社の御曹司のチャン・ギョン先輩だった。チャン・ギョン先輩は、殿下を連れてくればガンヒョンも邪険に出来ないと思ったのか、ただ殿下と友人だと自慢したいだけなのか、なんと殿下と一緒に私たちの教室にやって来た。今更殿下と接点なんか持ちたくないのに、ガンヒョンは 私がずっと殿下を好きだったことを知ってるので、やたらと私を引っ張った。なりゆきで...
画策の結末(中編)
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画策の結末(中編)

私はパパたちに、殿下とのお話は断ると言った。なんでだよと騒いだのはチェジュンだけで、パパたちはその方がいいだろうと頷いていた。そうよ、その方がいい。そうすれば殿下はミン・ヒョリンさんと結婚出来る。殿下は幸せになれる。それでいい。次の日、宮から参内するように言われ、私はパパとママと3人で宮に向かった。皇帝陛下、皇后陛下とお会いし、私ははっきりとお断りした。「私のような者では到底殿下に釣り合いません。...
画策の結末(前編)
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画策の結末(前編)

私は芸術高校美術科2年のシン・チェギョン。先生に頼まれて、昼休み、A棟にある音楽準備室に向かっていた。 「もう、なんで私が先生の忘れものを取りに行かなきゃならないの? 棟を跨いでまで」つい愚痴が出るのは仕方がないとさえ思う。このA棟に入るのは面倒なのだ。何故なら、皇太子殿下がこの高校の映像科3年にいらっしゃるから。映像科のあるA棟のセキュリティーは万全で、入るには少々手間暇がかかるのだ。やっとセキュリ...
チョコレートの行方(後編)(完)
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チョコレートの行方(後編)(完)

ヒョリンが退学になった次の日、帰りの車に先に乗り込みチェギョンを待っていると、時間に遅れると言いながら俺の隣に座ったチェギョンは、車が動き出すと同時に 誰かにメールを打っていた。 あまりに楽しそうで嬉しそうで、俺は つい聞いた。「誰にメールしてるんだ?」「ちょっとね」俺に視線を向けることなくされた返事にむっとして、さらに相手は誰か聞いた。 すると、「シン君には関係ないことよ」と、俺を見据えてチェギ...