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merryの宮

ファヨンの誤算
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ファヨンの誤算

『お前は将来皇后になるのだ』王族の娘は殆どがそう言われて育つだろうが、本当に皇后になれるのは1人だけだ。そして私はその1人になれるはずだった。だが、私の夫で皇太子のスが事故死してしまったことでそれは呆気なく崩れ去り、私とユルはイギリスに行くことになったのである。ユルがもう少し大きければこんなことにはなっていなかっただろうに。私たちはイギリスで悔しい思いをしながらも十数年を過ごした。あんなミン・ユソ...
ヒョリンの誤算(出会い編)
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ヒョリンの誤算(出会い編)

中3の時、せっかく芸術高校舞踏科に合格出来たというのに、高校の費用が出ないと母に言われて、「だったら死んでやる!」と母に吐き捨てて、私は家を出た。この学歴社会で中卒なんて生きていけない!母のように住み込み家政婦になれとでもいうのか!?と、腹が立ったのだ。だが本当に死ぬ気などなかった。母の顔を見ているのが嫌で逃げただけだ。電車を乗り継いで見たこともない小さな駅で降りると、運命の出会いが私を待っていた...
ヒョリンの誤算(参内編)
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ヒョリンの誤算(参内編)

プリマになる夢を捨てられなくてシンのプロポーズを断ったのに、そしてコンクールで優勝したことでプリマへの道は開かれたのに、私はシンへの想いを捨て切れなかったのだ。ファヨンさまという味方を得たことでシンを取り戻す決心をしたのである。そして、シンの心変わりに気付かずにいたせいで、自殺未遂という騒ぎまで起こしてしまい、隠していた私の素性までもが白日の下に晒されてしまったのだ。シンを騙す気はなかったが、言え...
ヒョリンの誤算(乗馬クラブ編)
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ヒョリンの誤算(乗馬クラブ編)

シンに、チェギョンを乗馬クラブに入れようと言った。「あなたの奥さんだもの。 資格はあるでしょ」だがシンは黙り込んだままだ。「イジメられるとでも思ってるの? 大丈夫よ、私が面倒見るから。 私って親切よね」嘘に聞こえないようににこっと笑みを浮かべたが、それでもシンは何も言わずちらっと私を見ただけだった。その後、インたち3人にもあの品のない子を乗馬クラブに入れると言ったのだが、ギョンが猛反対した。「庶民...
ヒョリンの誤算(留学編)
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ヒョリンの誤算(留学編)

シンとのことで私を追い払おうと思うのか、皇后さまが私に留学を打診して来た。いわば通達のようなもので、断ることは出来ない。チェギョンにはいつまでもシンを待つというようなことを言ったが、シンの心が離れてしまった今、その通達に乗って留学して、プリマになりたいと思っている。皇室支援の芸術関連の留学者は、私ひとりが特別なわけではなく、他にも5人居た。「あーら、今年はひとり多いのね」説明会に呼ばれて行くと、そ...