FC2ブログ

Welcome to my blog

merryの宮

弐拾漆 その後(内官シン・チェジュン)
No image

READ MORE

See more details

弐拾漆 その後(内官シン・チェジュン)

「この度東宮殿に配属されましたシン・チェジュンです。 よろしくお願い申し上げます」チェジュンが兵役を終え大学を卒業し、海外研修と内官見習いも終えて正式に東宮殿に配属されてきた。コン内官が、年老いて引退する前にチェジュンの育成をと考えてくれたようだ。弟が常に身近に居るのが嬉しいチェギョンは、弟に満面の笑顔を向けて何かと気遣うのだが、チェジュンのほうはというと、皇太子妃と内官という立場を崩さないのだ。...
弐拾漆 その後(ユルとの再会)
No image

READ MORE

See more details

弐拾漆 その後(ユルとの再会)

『許婚という枠を越えて愛し合われた皇太子ご夫妻は、本日新婚旅行にご出発です! 行き先は秘密だそうですよ〜!』ニュースキャスターの大きな声に背中を押されるように韓国を発った俺たちは、専用機でイギリスに向かった。郊外の空港に着いてやっとイギリスの地を踏むと、ユルが大きな花束を手に出迎えてくれていた。「ようこそ、イギリスへ」「ユル! 元気だったか?」「うん、ご覧の通り。 やあチェギョン、久し振りだね」「...
弐拾漆 31(完)
No image

READ MORE

See more details

弐拾漆 31(完)

東宮殿は今まで寒く冷たい場所だった。俺がたった一人になってしまう場所だった。だが今は、客間とはいえチェギョンが居る。ひとこと<来てくれ>と言うだけで、すぐにチェギョンは来てくれる。『今チェジュンがお風呂なの。 あとで行くわ』・・・・・すぐではない時もあるが。チェジュンのギプスがまだ取れないので、着替えの時に手伝ってやらなくてはならないのだとか。・・・・・いつか俺の着替えも手伝ってくれるだろうか?<...
弐拾漆 30
No image

READ MORE

See more details

弐拾漆 30

チェギョンたちの手の火傷とチェジュンの骨折は綺麗に治るが、チェジュンの背中の火傷は痕が残るだろうと言われた。男だし自分には見えないし、姉が言うにはそれほどでもないらしいから構わないとチェジュンは言ったが、俺の気が済まなかった。なので俺は、父上たちには内緒でユン・ムンシクに損害賠償金を請求した。チェギョンたちの治療代、チェジュンの皮膚移植の費用、二人の精神的苦痛に対するものも含めてそれはかなりの金額...
弐拾漆 29
No image

READ MORE

See more details

弐拾漆 29

殿下に告白されキスされたことで、私はあっという間に殿下への気持ちを膨れさせてしまった。既に断ったんだ、それに今私は孤児だからという思いから、閉じ込めていたのであろう殿下への想いは、はっきりと殿下に向かってしまったのである。好きですという言葉を口にすることはまだ出来なかったが、殿下のキスを受け止めシン君と呼ぶようになったことで、判ってもらえたのではないかと思っている。その夜、チェジュンにはまだ言えな...