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merryの宮

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Categoryお話 其の弐拾(完) 1/7

弐拾 33(完)

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チェギョンに張り付いている護衛の報告では、ホテルを出たチェギョンはまだ外をブラブラ歩いているそうだ。ならばと俺は、全ての土産物を手にシン家に向かった。ご両親に挨拶をするためだ。驚くご家族を前に、俺は自分の気持ちを伝え、ちゃんとご両親から結婚の承諾を得た。夕食を一緒にと言ってもらって、義弟が嬉々として土産物を開けている時、チェギョンが帰って来たとの報告を受けた俺は、玄関を出てチェギョンを待っていた。...

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弐拾 32

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シン君は突然私の前に現れた。会いたかったと言うなり私を抱き締め、私にキスをした。私のファーストキスだ。シン君もだそうだ。ほんと?ほんとに私を愛してる?シン君のキスは私のものなの?大好きな噴水の前でのシン君とのキス。すごく素敵なファーストキスで、私はうっとりしてしまっていた。お土産があるからと、シン君にホテルの部屋に行こうと言われた。翊衛司さんたちも居ることだしと付いて行くと、家族へのお土産の数に驚...

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弐拾 31

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アメリカに発つ前の最後の公務はスポーツ大会の閉会式だった。俺は、参加者の奮闘を労った後、こう言った。「皆さまの奮闘には遠く及びませんが、私も精一杯頑張りたいことがあります。 そのために暫く韓国を離れることになりました。 どうか、私の勝手な行動をお許しください」それを聞いて、前方に居た参加者から声が上がった。「殿下! アメリカに行かれるんですか!?」「そうです」その俺の返事とともに、わ~~~~~っっ...

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弐拾 30

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シン君からの電話は毎日だ。夜かかって来ることもあるが、朝は必ず、モーニングコールのようにかかって来る。『おはよう、チェギョン』「・・・おはよう、シン君」私はこの電話で眼を覚ますので、実際、私にとってはシン君からの電話が目覚まし代わりなのだ。こちらが朝だということは韓国は夜だ。それも多分日付が変わる頃。そっちは夜でしょと言うと、これから寝るんだとシン君は答える。だから私はおやすみと言うのだ。シン君は...

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弐拾 29

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チェギョンと丘の上で会った次の日の朝、俺はチェギョンの見送りに行くと父上たちに言った。「午後3時の便だそうです。 見送りに行ってきます」「行くのは構いませんが、あなただと判らないようにするのですよ」「母上。 私はこそこそ見送るつもりはありません。 堂々と行きます」はっきりそう言うと、父上が難色を示した。「いや、宮がこんな状態の時に堂々と行くのはどうかと思うが」「いいえ、父上。 こんな時だからこそで...

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