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merryの宮

拾捌 27(完)
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拾捌 27(完)

大勢の生徒の前で、校舎の玄関で、翊衛司たちの前で、苦笑いしているガンヒョンと呆気に取られているギョンとファンの前で、俺に抱き付いたままチェギョンは言った。「私をシン君のお嫁さんにして!」「恥ずかしい~~~~~っっ。 /////// 」今チェギョンは、俺の特別室でクッションに埋もれてソファーに突っ伏している。あのひとことを言ってから我に返って逃げようとしたチェギョンを、俺は掴まえた。チェギョンが教室には行き...
拾捌 26
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拾捌 26

チェギョンの心を掴むことは出来たが、問題が片付いたわけではないし、きちんとプロポーズの返事をもらったわけでもないのだ。俺と結婚するということは皇室に入るということだ。それなりの覚悟がいるだろうことは判っている。だが先ずはファンのことだ。チェギョンも、何よりもファンが気懸かりだろうし、きちんと話をせねばならない。チェギョンの怪我は、記憶も戻ったので頭の包帯が取れれば退院してもいいとのことだった。ただ...
拾捌 25
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拾捌 25

チェギョンの記憶が戻ったと知らせがあった時俺は公務帰りだったので、この格好のまま病院に行くわけにはいかず、一旦宮に戻り、報告は後にしてもらって病院に急いだ。ガンヒョンは俺に、チェギョンが思い出した経緯を教えてくれていた。ファンの気持ちが判るだけに、ファンの分も俺が、事故のことを思い出して辛いはずのチェギョンを支えなければと思った。が。チェギョンは俺を見なくなっていた。「チェギョン・・・。 思い出し...
拾捌 24
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拾捌 24

眼を覚ますと白い天井が見えた。すぐにここがどこか判らずぼうっとしていると、チェギョン!と母の声が聞こえて、女の人が私の両頬を包んで泣いていた。「よかったわ、チェギョン。 ほんとによかった」その人はそう言って泣きながらそっと私の肩を抱いてくれた。ああ、この人はママだ。母を見たのはずーっと昔なので、顔は忘れてしまっていた。でも声は母だった。「ママ・・・。 私どうしたの?」「事故に遭ったのよ。 でももう...
拾捌 23
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拾捌 23

ガンヒョンの話では、車はブレーキを踏むこともなくチェギョンを轢いて走り去ったそうだ。ナンバーを見たものの、最初の数字しか覚えていないとガンヒョンは言った。「運転していた人物は見たのか?」「とてもそんな余裕はなかったわ」思い出したのか真っ青になっているガンヒョンを見て、俺はごめんと言った。「ううん、私がもっとしっかりしてればよかったのに。 私こそごめんなさい。 それで、聞いてもいいかしら。 殿下はチ...