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merryの宮

参 31(完)
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参 31(完)

11月になり、皇太子の婚約が公式発表された。 婚礼は、皇太子が高校を卒業する2月の予定。お相手は王族会最長老の外孫で、シンカンパニーのご令嬢、シン・チェギョン。チェギョンの素性を知らなかった芸術高校の学生たちは、ただただ驚いていた。「シンとチェギョンの婚約披露パーティーを開こうと思う」朝、上殿での挨拶の時、ヒョンが言った。「パーティーとな?」「はい、母上。 王族たちも呼んで、少し大人数でやりたいと...
参 30
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参 30

チェジュンはその日家に帰らず、次の日電話で今空港に着いたと嘘を吐き、家に向かった。案の定、家にはシンが居た。おまけに腹立たしいことに、チェギョンと並んで座っている。スンレとギジュンとナムギルが、チェジュンの顔色を窺うように見ている。チェジュンがシンを睨みつけていると、スンレが口を開いた。「チェジュン、あのね、チェギョンが殿下のプロポーズを受けたの。 だから・・・」「だから? 殿下にチェギョンを差し...
参 29
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参 29

ガンソクは、新学期早々シンと一緒に登校して来たチェギョンの様子が、いつもと違うことに気付いた。シンの方を見ないし、かといって気になるようで赤い顔でちらちら視線を向けるのだ。キス以上のことがあったとピンときたガンソクは、シンがチェギョンを教室に送って自分たちの教室に入って来たのを掴まえて釘を刺した。「殿下、チェギョンはまだ16だ。 判ってるよな?」「ああ、判ってるよ」シンがあまりに嬉しそうなので、ガ...
参 28
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参 28

殿下にもご臨席いただきたい。ムン長老が、王族会の開催を知らせる為に参内して、上殿でそう付け加えた時、ヒョンはチェギョンの傷のことだと確信した。傷のことをどこで知ったのだろうとユソンと話していたら、ソン尚宮が突然跪いて泣きながら謝った。傷と、婚礼の日取りを決めたいと相談していたことをキム・ウンス王族に話してしまった、と言って。ヒョンたちは別の方向から、ウンスの娘、ウンギョンを知っていた。実はヒョンた...
参 27
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参 27

ある日、ギジュンは長老たちの訪問を受けた。チェギョンの傷のことだ。何故宮に報告していないのか、何故許婚を辞退しないのか。口々に言うのは4人で、あとの3人は申し訳なさそうに黙っている。ギジュンは弁解せずにただ聞いていた。そして、新学期が始まる前、王族会が開かれることになり、ヒョンはシンに出席するように言った。「私もですか?」「ああ。 そなたに関係することだと言うのだ」「 ? 」ヒョンとシンがその場に...